Fedora Core5のEclipseをSunのJVMで動かす
Fedora Core5では、Eclipseが標準パッケージとして採用されていますが、これは、デフォルトではGJC(Gnu Java Compiler)に付属しているバイトコードインタプリタGIJによって動くようになっています。GIJは、オープンソース開発者たちによって作り上げられた立派なJava VMのひとつですが、残念ながら一部のEclipse Pluginでは動作が不安定なようです。
そこで、Sun Microsystemsで提供している乱暴に言えば「ふつうの」Java VMでこのEclipseを起動する方法をメモっておきます。と言っても簡単ですが。
/etc/eclipse.confを編集します。
#JAVACMD=""
とコメントアウトされているところをコメントから復帰し、Java VMのパスを書けばいいだけです。
JAVACMD="/usr/java/jdk1.5.0_06/bin/java"
あとは好みですが、Java VMオプションに「-server」を付けておくと、起動が若干遅くなりますが、動作が速くなります。これはWindows版のVMにはないお得な機能です。
VM_ARGS="-Xms64M -Xmx256M -server"