Ubuntu ですらまだまだ実用的なレベルに達していない

 仕事モードのときはデスクトップ OS に Ubuntu を利用しているのですが、「まだまだだなー」と思うことがよくあります。

 私が Ubuntu を使うのは、仕事で PC を使うときは主に Linux 上で稼働させる Web アプリケーションを開発している割合が多いので、開発環境も Linux なら何かと好都合だろうと考えたためです。

私は vi も emacs も大して使いこなせない

 私がコンピュータに青春を燃やしたとき MS-DOS がほとんどだったこともあり、vi や emacs は最低限の使い方しか知りません。社会人になってからも基本的に Microsoft のお世話になっているので、CUI で vi か emacs なんて質じゃないんです。これがまず前提なんです。

やはりドライバがネック

 Windows では、ハードウェアのドライバはメーカが当たり前のように提供してくれますが、Linux ではそうではありません。Ubuntu なんかでは nVidia のドライバが比較的入れやすかったのでよかったのですが、もっかのところプリンタが悩みのタネです。ヒューレットパッカードなんかは Linux 用のプリンタドライバを出してくれてるのでいいのですが、何をやってもまともに印刷できないプリンタがたくさんあるのも事実です。

 それから、私は基本的にノート PC で Ubuntu を使っているのですが、未だに「マウスを接続した時のみ、タッチパッドを無効化する」という設定の仕方がわかりません。また、マウスは無線マウスを使っていますが、これの電池の残量を見ることもできません。

 指紋認証は案外簡単に導入することができました。

Firefox が重い!

 これは困ります。私は RSS リーダに Livedoor Reader を使っているのですが、特にこれが重いですね。Opera も試してみたんですが、こちらはサクサク。でも、これって Qt ベースなんですね。Gtk が悪いのかしら? とにかく、Firefox が重いと仕事になりません。

フォントまわりが変

 少なくとも FirefoxEclipse で、どうもフォント幅の認識がおかしいようです。Firefox ではテキストボックスなどが横に無駄に長くなっています。Eclipse ではエディタの「印刷マージン」の線の位置が明らかにおかしいです(2倍ぐらい長くなってるような)。

Eclipse でのアンドゥの動きが変

 これは開発者にとっては致命的です。前回のエントリも書きましたが、日本語入力を行うとそれ以前へのアンドゥが怪しくなるのです。

秀丸みたいなエディタはないのかな?

 vi や emacs は使いこなせませんが、VZエディタ、Elis、Dana、秀丸MS-DOS から Windows にかけてエディタについては自分の手に馴染むものを探して使って来ました。特に秀丸の「grep 置換」や「半角全角変換」、「キーマクロ」は私にとってなくてはならない機能です。
 まぁ、これは、どうしてもっていうなら、Ruby とかでちょちょっとプログラム書いて変換・置換をしちゃうからなんとかなるといえばなるんですけどね。