批判記事には対象にどうして欲しいかを書こう

 私はたまに何かを批判する記事を書きます。しかし、振り返ってみると、その批判によってどうして欲しいのかをはっきり書いていなかったことも少なくなかったと思います。


 それではただの罵倒です。反省。


 「つまらない」「役に立たない」そんなことをわざわざ書いても何にもなりませんよね。それで「はいそうですか、すいません」「じゃあ、やめます」と言って欲しいわけじゃないですし。


 「○○の部分が冗長だから△△にしたほうがすっきりしてわかりやすい」とか、「○○の動作が重いので、軽くなるように改善すると良い」というように書けば、書かれたほうも改善し易いですし、ずっと建設的ですよね。



 それから、批判記事に対して批判記事を書くときは、批判者を批判する記事にならないようにしないといけないなと思いました。


 ということで、たとえば開発スタイルを論議するときは、かつての汎用機+COBOLな人たちの考えを「老害」なんて言って切り捨てないで、その考えそのものがいかに現在の開発スタイルにマッチしないかという論点のみで語りたいと思います。






 とりあえず「黙って欲しい」ときは人を攻撃するほうが簡単ですが、それってともするとチンピラのやり方みたいですしね。