「区分」禁止令

 私は最近、DBのテーブルなどの項目名に「区分」という言葉を使うことを禁止しています。理由は意味がわからないから(客観的に)。わかってるのはそれを決めた本人だけで、時が経てばたつほど誰も意味がわからなくなります。

 たとえば、アンケートを集計するためのDBがあったとします。その中のとあるテーブルにアンケートをどのように答えてもらったかを記録する項目があったとします。Webで答えたもらったら1、紙に筆記で答えてもらったのならば2、口頭で答えてもらったのなら3というような項目です。さて、あなたならどのような項目名にしますか?


 よくあるのが「回答区分」。特に大手SIerやその息のかかったところの「SE」さんによく見るパターンです。「回答方法」じゃダメなんですかね。下手すると、単に「区分」としちゃう人もいたりします。


 この間見たのは、プログラムをJavaで実装するのかCOBOLで実装するのかをまとめた一覧表に使われていた「言語区分」。そこにはJavaまたはCOBOLと書くのですが、それって「使用言語」じゃダメなんですかね。


 ということで「区分」という言葉を使用禁止にすると仕様書が5%わかり易くなること請け合いです。





 5%に根拠はないです(^^;