Teeda は良いものだ

 以前、Teeda を使うプロジェクトに私はヘルプで入ったことがあったのですが、そのプロジェクトメンバーの中に JSF をナマで使ったことがある人は私しかいませんでした。それで、JSF を知らないがために苦労している人もいたのですが、まぁ、なんとかやっていました。Teeda は名前からして、JSF が隠れてて良いなぁって思うわけです。学習するにしても(JSF を知っていればより良いが)Teeda というフレームワークを身に着けるんだ!という気持ちだけなので、それも良い。


 一方、SAStruts。これは、SAStruts をここ数日試している私の主観なんですが、えーっと……Struts ってどんなんだっけ? と思い出すのにしばし。特にタグライブラリ関係が忘却の彼方。で、なかなか効率があがらない。というか、どこが Struts でどこがそうでないのかの切り分けに混乱(トシか?)。

 それから、Struts というネームバリューは採用の動機のひとつになりえるが、逆もある。Struts を覚えた上に SA ってなんだ? と。たぶん、SAStruts って Struts だから SAStruts 関連のドキュメントからは Struts の部分ははしょられるか簡単にしか触れられないわけで、となると StrutsStruts でやっぱり学習しなくちゃいけなくなる。おそらく、ビギナーはその学習中に「これは、SAStruts が省力してくれるからはしょって良いな」なんて思えないから、フルスペックに近い Struts の学習をしちゃうんじゃないかな。


 なので、SAStruts は now で Struts に打ちひしがされている人にとっては福音になるだろうけど、まったくのゼロから使う場合はどうなんだろうと思う。


 そんな思いでこんどは Cubby を触ってみたわけです。Teeda も結局は JSF に影響されている部分があるのは事実だから、Cubby なら Cubby だけ見てればいいのかなということで。

 それで結論としては、悪くはないんだけど、JSP がだるい。mayaa も良いものだとは思うけど、たぶん慣れるのに時間がかかる人も少なくないはず。



 そうするとやっぱり Teeda が一番なのかなぁと思うのですが、ライフサイクルが良くわからなくて混乱している人を直で見てしまうと、これも悩ましい。




 と、ここまで書いて思ったのだが、ずいぶん自分は省力化になれてしまったなぁ。何がだるいとかよくいってる気がする。