地元 IT 企業に見る「情けなさ」
我が山形県は、IT 産業の売上高は恥ずかしながら東北六県中最下位です。
我が県の IT 企業の多くは中央都市部からの下請け開発に強く依存しており、何とかその構造から脱却したいと日々思っているのが現状です。
そんな状況ですから、財務状況が芳しいところは少なく、自転車操業という台所事情の厳しいところも少なくありません。
そんな中、元手の少ないOSSが市民権を得てきている現在の状況は、このような会社に福音になりそうな予感をもたらしました。
そして、「我が社は、OSSを積極的に採用し……」という謳い文句が各社の Web ページ等々で見られるようになっていったのです。
しかしながら、「なんかのコミッタになってるの?」そうでないにしても「フィードバックを送ったことぐらいはあるの?」と聞いても首に縦に振るようなところはほとんどありません。
実に情けない。
結局は「タダだから使っているだけ」なわけです。
こんなんじゃあ、上向きになることなんてまずありえないでしょうね。
ことOSSに関しては西高東低などといいますが、このままで良いはずがありません。ということで、山形発信で何かをやってみたいと画策し続ける私なのでありました。