やはり勉強不足を認めるべきだ

仕事をしていると思うんだけど、やっぱりまだまだ勉強不足だなぁと思う。


世の中には仕事を推し進める上で有用(と思われるよう)なツールがたくさんあるのだけれど、そういうのをぜんぜん使ってないし、三つ子の魂だかなんだかしらんが食わず嫌いしているところもあるのも事実だ。


ウォーターフォール型の開発モデルが楽観的で官僚的なあやういやり方だってことはさまざまな局面で見てきているのに脱却できていないのも事実だし、悲しいかなうまく反復型で開発している事例が私の周りにはほとんどない。



なぜ担当者に向かって「まずはここまで作りましょう」と言えないのか?

なぜ重厚壮大な仕様を固めてからでないとスタートできないのか?

苦労して作り上げた受注ソフトのふたを改めて開けてみると、別個のはずの業務が1つのソフトに入っている。いや、それはいいんだけど、なぜそれを1つのプロジェクトでやらなければならなかったのか。

業務を細分化して、それぞれに設計、実装では駄目だったのだろうか?

特に資金的に体力のない零細ソフトハウスは、細かく発注をもらい、検収をあげてもらったほうがいいと思うのだが、なかなかそうできていない。


その理由はやはり勉強不足だ。その実効性があるかどうか議論するまえに、たとえば RUP なんかの開発モデルを勉強したか? と問えば、していないケースが多い。別に高いセミナーを受講しろというわけではく、本1冊でもいいから読むだけでも違うのにそれもしていない。

で、「今回のプロジェクトも大変だった」と言って終わりだ。次はどうしようというのがない。これではまずい。