そもそも「満員電車」なんかじゃない

満員電車を無くそう - xevraの日記

 私は地方在住なので実害は被っていないのですが、長期出張で東京に行っていたときは常々思っていたことがあります。

 このエントリでは「満員電車」って言っていますが、座席の数、つり革の数以上に人が乗っているということは「満員」ではなく「超満員」です。つまり、定員オーバーです。自動車だったら定員オーバー、過積載だったら下手したら捕まりますよ。でも、鉄道にはなんらそういう縛りがない。新幹線だって繁忙期には当たり前のように「乗車率120%」なんて発表しちゃう。つり革があるということは、つり革に捕まらなければ危ないことがあるということを認識しているということだろうし、実際、電車に何にも捕まらずに乗っていることができるなんてのは、三戦(サンチン)でも極めた達人じゃなきゃ無理だということは誰でもわかること。

 それなのに乗せちゃう。乗っちゃう。

 これはおかしいよ、やっぱり。「事実上」「いまのところ」しょうがないのかもしれないのだけど、声は挙げつづけるべきだと思うな。足をくじくぐらいの怪我をする人は毎年いそうだし。