「やりたいこと」ではなく「やれること」をやれ
最近、このブログに「やりたいことがわからない」というキーワードで検索をしてくる人が多いようです。
進路に悩んでのことでしょうか? でも、はっきりいって、その考え方自体違うような気がします。
「やりたいことがわからない」のではなく「やりたいことがない」のですよ。で、仕事ってのは、大抵やりたいことじゃないんです。もちろん、仕事が楽しくて楽しくてしょうがないっていう人もいるでしょう。でも、そういう人は一部、または、そう思っていても仕事以外の「楽しみ」を持っています。
仕事さえしていれば他の楽しみなんていらねぇなんていう人はまずいません。
仕事とはそういうものなんです。
だから、仕事で金を稼いだら、それでゆっくりとやりたいことをやればいいじゃないですか。
ということで、「やりたいこと」なんて考えているといつまでたっても進路なんて決まりませんよ。そういうのは考えたり、人から何かいわれて得られるようなものじゃないです。
なので、やれることを先に考えたほうがいいです。
こんな時代です。まず、がむしゃらに求人票を集めましょう。おおよそ自分向きでないと思えそうなものまで集められるだけ集めてみましょう。
そして改めてそこから、「やれること」「やれそうなこと」を抜き出していきましょう。そして、さらにそこから「これは何が何でもやりたくない」というものだけ排除しましょう。
そして残ったのが「やりたいことがわからない」という今のあなたがとりあえず向かう先です。
ぐだぐだ言って就職浪人になってしまうというのは、今の時代、もっとも避けなければならないということ肝に命じてください。