すごく損しているよ、Solaris

 この週末に、Solaris 10 10/08 と OpenSolaris 2008.05 をインストールしていろいろあんばいを見てみたのですが、



……なんだかなぁ



というのが、本音。仕事で on SPARCSolaris を使うことがよくあるんですけど、そのときは私はあくまでウワモノ(アプリケーション)デベロッパなので Solaris 自体どうこうというのは Linux ほどには知らないのが正直なところです。そんな私ではありますが、やっぱり on x86Solaris だからなのか、ほんと損してますよこれは!と思うのであります。

 まず、動かないんですよ。Linux なら何年も前に通ってきた道を Solaris はまだ通りきれてない。

 DELLSC440 にインストールしてみたんですが、Solaris 10 のほうは NIC の自動認識すらできない! ヘボい! 先月の版なのに! それにユーザ登録みたいなやつがうまく動かない! まったく何を考えているのか。だったら、こんなものさせるな!

 次に OpenSolaris。iPkg のアップデートが怪しい。一回全パッケージアップデートかけて、もう一回アップデートかけたらまたアップデートがかかった。どうなってるんだ!? しかも、xVM が使いたかったから SUNWxvmhvm をインストールしようとしたら失敗するし。CentOS ならさくさく進めるところまでさくさく進まない!




 ZFS とかすごくいいもの持ってるのに、こういう些細な(技術的にはそれほど大変そうじゃないこと)でつまずかせるってのは、すごく損をしていると思うんですよね。たいていのユーザはここで「これって、使えないモノなんじゃないの?」って思ってしまいますもの。