PDCAサイクルを声高に掲げてウォーターフォールを採用するのはなぜ?

 P(Plan=計画)、D(Do=実行)、C(Check=評価)、A(Act=改善)

 もうすっかりおなじみの言葉になっていると思います。


 この間、面白いものを見たのです。


 あるプロジェクトで、単体テストの不具合の原因の集計を行っていたんですね。

 それ自体はいいんですけど、そのプロジェクト、ウォーターフォール型の開発プロセスをとっているんですよ。なら、その集計した結果は何に反映させるのでしょうか? 他のプロジェクトにでも使うのでしょうか? まさか! だって、このプロジェクトも他のプロジェクトからのインプットなんてなかったですもの。



 つまり、意味のない集計ってことですね。自己満足止まり。集計の分、余計に工数を取るだけです。


 PDCA を上手くまわしたいのならば、勇気をもってウォーターフォールと決別しましょう。そう、勇気をもってです。