Eclipse vs NetBeans 現在の所感
Eclipse の挙動が怪しくて嫌になった!と以前書きましたが、もうちょっと具体的に言いますと
- とにかく WTP が変。常に例外のようなものをログに出している。
- さらに WTP が入っていると挙動がおかしくなるプラグインがある。
- JSP エディタも変。というか、1ファイルで完結してる。というのも、web.xml で共通ヘッダを定義していても考慮してくれないので、Taglib が定義されてないよ!的な警告を常に出されてうざい。
ということで NetBeans のほうを見てみますと
- JSP エディタがいい感じ! web.xml を考慮してくれてるんですかね!?
- と思ったら、チェックがぬるいだけ!? XHTML なのに <img src="〜"> に対して警告ひとつもださなかった! 正しくは <img src="〜" /> だよね! Eclipse WTP の JSP エディタなら教えてくれるのに!
ということで、全体的にいうと JSP エディタは NetBeans に軍配があがります。
Java エディタに関しては Eclipse に軍配があがるかな。以下、Eclipse ユーザである私の NetBeans への感想。設定はデフォルトのまま。キーバインドだけ Eclipse にしている(プリセットのまま)。
- デフォルトで日本語が使えるのがいい!
- シリアルバージョン UID はプラグインがないと生成できないの?
- Ctrl + Alt + M で import static にできないのは嫌だ!
- Shift + Alt + J で Javadoc 挿入できないのは嫌だ!
- Ctrl + T で型階層が見れないのは DI なプログラミングをする人にとっては辛過ぎる。
- Eclipse のインクリメンタルビルドは神だったんだなぁ。ビルドが辛い。
- Maven プラグインがいい感じかもしれないが(Eclipse のプロジェクトエクスプローラでの見え方より見やすい)、いちいち Maven 経由でビルドがうざい。m2eclipse の pom.xml エディタって素敵だよね。
- リファクタリングでフィールド名直しても、ゲッタやセッタの名前が変わらない(変えられない?)。
- ファイルを開くときの文字コードの指定の仕方がわからない。
- Eclipse でいうソースのクリーンアップみたいなのはないの? せめてメソッドやフィールドのソートがしたい。
- フォーマッタでのフォーマットがデフォルトなら Eclipse のほうがわりときれいに見える気がする(このへんは好みの問題だな)。
- 警告があるかどうかファイルを開かないとわからないので面倒。設定?
- というか、デフォルトの警告がぬるい。
- 設定画面がわかりにくい。Eclipse は、対象→設定項目という UI に統一されているが、NetBeans は設定項目→対象だったりもする。
- NetBeans のプラグインは押しなべて品質が良いような気がする。
印象としては、ぬるぬるプログラマは NetBeans、ガチムチ Geek は Eclipse かなぁ。
なんてこと言うと NetBeans を使う超絶プログラマに怒られるかな。
少なくとも現時点で、Java のコードを書く上で NetBeans にはこれがあるからいい! というのは見つけられてないです。Eclipse でこうやってたのは NetBeans ではどうやるの? みたいな観点しかないからでしょうが。やっぱり 0 から入らないとダメかな。