Perl 所感

 最近、久々に PerlCGI を開発しました。故あって Perl をチョイスせざるを得なかったのですが、そういった状況で Perl に関して思ったことを述べたいと思います。これから開発言語を選択する際の参考にしていただければと思います。

いいなと思ったこと

  • 運用機はLinuxでも、Windowsでそこそこ開発環境が作り易い(いまどきのLLなら珍しくもないけど)。
  • CPANを使えば必要なライブラリがすぐそろう(Windowsでも!)。
  • ライブラリの使い方を調べているときなど、「これで動くかな?」というちょっとしたお試しをすぐ作って試せる。

だめだなと思ったこと

  • いろいろな仕様が「間に合わせ感」に満ちている。
    • 定数がないが、「定数っぽく見える」ようにはできる。
    • クラスの作り方もトリッキー。
  • 変数が右辺にあっても生成される。なので、typoが怖くてしょうがない。
  • 変数の型がすぐ化ける。なので文字列として「007」と入れたつもりでも、出力してみると「7」になってしまう。


あとは、非OOP言語共通の利点、欠点がそれぞれ見えました。

では、結局、私として良い言語は何かといいますと、LLではRubyが良いと思ってます。
その理由の重みとして、もう6割ぐらいは、右辺で参照しても変数が生まれないからというのが占めています。おっちょこちょいな私にとって非常に重要なファクターです。