OOP、OOPという時点で終わっている

 まずネタ

脱オブジェクト指向のススメ:ビジネスをデザインするブログ:オルタナティブ・ブログ

 ツッコミどころ満載なので、どこから行くか迷うところですがまず言っておきたいのは

「流行ってる技術=役に立つ技術」というわけではない

それはそうですね。でも流行るには流行る理由があるし、それ以前にオブジェクト指向っていつから騒がれてると思ってるのでしょう? 私の中ではすでに「構造化プログラミング」なみに消化しきってるキーワードなんですよね、オブジェクト指向って。何度も言ってることですが、未だに「構造化プログラミングに気を配れよな!」とか言ってたら、アホかと思われるでしょう? もうすでにすっかり消化されきったキーワードなものですから、原則タブーであるgotoなどに代表される処理をいかに使うかなんて話すら出てきているわけで。オブジェクト指向も私的にはそれに近づいているんですよね。

そして、オブジェクト指向を毛嫌いする人がすぐに持ち出すのがVBPHP。Cで散々Segmentation Violationとか出してから話を始めてくれと言いたいですね。超巨大な構造体を取り回し続けることのアホらしさとか(値渡しとか参照渡しの話をしてるんじゃないですよ?)。この変は例えばDirectXをいじったことがある人なら思うところがあるのではないでしょうか? あれのOOP的ラッパーを書こうとした/書いた人はきっと私だけじゃないはず。

つまり、オブジェクト指向は作る側だけの話ではなく、使う側の話をしなければなりません。嫌OOP流の人はクラスライブラリは使いにくくて適わん! なんて言わないじゃないですか。何で言わないの? と思います。