Mavenメモ:Webアプリケーションプロジェクトを作る

 hogeグループでfugaというWebアプリケーションを作る。

> mvn archetype:create -DgroupId=hoge -DartifactId=fuga -DarchetypeArtifactId=maven-archetype-webapp

 これだと何故かJavaソースを入れるディレクトリが作られないので作ってあげましょう。

> mkdir fuga\src\main\java

Eclipseで使う

 作ったプロジェクトはEclipseでインポートして使えます。まず、Eclipseでクラスパス変数を設定しましょう。メインメニューの「ウィンドウ」>「設定」で、「Java」>「ビルド・パス」>「クラスパス変数」に「M2_REPO」を追加します。設定するパスは、ホームディレクトリ上にある.m2\repositoryディレクトリです。たとえば、Windows XPでfooというユーザでログインしているとしたら、C:\Documents and Settings\foo\.m2\repositoryを設定することになるわけです。

 次に、コマンドプロンプトで作ったプロジェクト(上の例で言えばfuga)のディレクトリをカレントにして以下のコマンドを実行します。

> mvn eclipse:eclipse

 これでEclipse用のプロジェクト情報が生成されますので、Eclipseの「ファイル」>「インポート」でこのディレクトリをインポートしてください。

Tomcatプラグインと連携する

 どうせEclipseを使うなら、Sysdeo Tomcatプラグインなんかと連携したいものです。Sysdeo Tomcatプラグインがすでに入ってるとしたら、以下の手順を使えば連携可能です。

  1. パッケージ・エクスプローラなどからプロジェクト名を右クリックして「プロパティー」を選択。
  2. Tomcatの「全般」タブのなかの「Tomcat プロジェクトである」にチェックを入れる。
  3. 「アプリケーション URI」にアプリケーションのURIを入力する(例:/hoge
  4. 「Web アプリケーションのルートとするディレクトリ(任意)」にプロジェクト名がhogeならば「/.deployables/hoge/」と入力する。
  5. 「OK」ボタンを押してプロパティーのウィンドウを閉じる。
  6. 再びプロジェクト名を右クリックして「Tomcat プロジェクト」>「Tomcat のコンテキストを更新する」を実行。

これで OK です。